小川家住宅
( おがわけじゅうたく:ogawa-ke jutaku )
小川家住宅は、鳥取県中部を流れる天神川の支流・小鴨川の右岸沿いの河原町に位置する。これは打吹山麓に東西に広がる町の西端にあたり、東端は重要伝統的建造物群保存地区倉吉市打吹玉川地区である。
小川家住宅の主屋は、湾曲した絵様腕木、虹梁状の差鴨居など鳥取県中部における近代の商家建築の特徴を良く示している。増築された洋館、新座敷、茶室「清和軒」や蔵など、一連の近代実業家としての屋敷構えからは、各時代の好みを含めた建築に関する時代変遷の動向をうかがうことができる。また、鉢屋川及び本通り周辺に広がる伝統的建造物が多く残る当地区において核となる貴重な建造物である。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の建造物
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所在地 |
倉吉市河原町 |
指定年月日 |
平成27年4月7日 |
所有者等 |
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参考文献 |
鳥取県の近代化遺産、鳥取県教育委員会、1998 |
参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
10点 |