木島家住宅主屋
( きしまけじゅうたくしゅおく:kishimakezyuutakushuoku )
若桜の町並みは、かつて宿場町であった若桜宿が明治18年の大火によって街道沿いの大部分が失われた後、宿全体の復興計画として作成された「宿議決書」に沿って整備された。当家住宅はその復興計画の一環として、山林業を営んでいた木島七治郎によって明治20年頃に建てられた。
街道の東側に建てられた主屋は切妻平入りの2階建ての町家で、正面に庇を出して隣家と連続した通路とする”カリヤ”を持つ。
内部は南側を土間とし、床上は二列六室とする。土間寄りの中の部屋は土間と一連の吹き抜けとし、1階の北側と2階の北側に座敷をしつらえる。
平成24年に復原・改修工事を終えて現在は休憩・交流処「かりや」として活用されている。
カリヤの残る若桜の町並みを形成する町家として、貴重である。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
登録
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指定種別 |
国登録有形文化財
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分類 |
国登録の建造物
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所在地 |
八頭郡若桜町 |
指定年月日 |
平成26年10月7日 |
所有者等 |
個人所有、運営は若桜町観光協会 |
参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
若桜町観光協会 |
備考 |
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