尾﨑家住宅
( おさきけじゅうたく:osakike zyuutaku )
尾﨑家は守護大名大内氏の子孫で、船地主であったと伝わる。近世以降は宗門改め等を行う宗旨庄屋や大庄屋を務めた。
五代清右衛門の代(1745-1772)に、それまでの屋敷が手狭になったため、現在の敷地に移り、本宅、御仏間、数棟の蔵、門長屋などを新築した。
敷地内には主屋座敷に面して江戸中期、明和(1764―1772)頃の作庭とされる尾崎氏庭園「松甫園」があり、借景となる後背の林および水田とあわせて国指定名勝に指定されている。
(昭和12年指定、平成16年追加指定)
主屋では土間に入側柱を残し、主座敷に一間ごとに柱を立てるなど古式を伝えながらも、座敷には面皮材を多用して瀟洒な数寄屋風とする。
土間を広くとり、接客空間と日常空間を明確に分ける点など江戸時代中期18世紀中頃の当地方における上層農家の住宅形式をよく伝える。
さらに主屋と一連で作庭された松甫園や、門長屋、蔵などの付属建物など豪農の屋敷構えが一体となって保存されており、歴史的価値が高い。
この度、主屋のほかにも、ブツマ、土蔵、新蔵、質蔵、南蔵、米蔵、味噌蔵、板蔵、ワラ置場、旧味噌蔵・薪小屋、門長屋及び塀が残り、これらも併せて保護を図る。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
重要文化財
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分類 |
国指定の建造物
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所在地 |
東伯郡湯梨浜町大字宇野1518 |
指定年月日 |
平成25年8月7日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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