木造十一面観音立像
( もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう:mokuzouzyuuitimenkannonryuuzou )
江戸時代中後期の造像遊行僧として知られる木喰上人の秀作。この像はケヤキ材を用い、光背から台座にいたる全てを一木で刻んだもので、両手で腹前に水瓶をかかえ、柔和な微笑をたたえて三重の蓮華座に立つ姿で、頭上に5面、4面、頭上面の3段10面の化仏が彫られている。背面の墨書から、文化4年(1807)2月の作と分かるが、この時木喰は丹波清源寺にいたとされ、本像は客仏と考えられる。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の彫刻
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所在地 |
鳥取市気高町飯里 |
指定年月日 |
昭和58年9月27日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
鳥取市の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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