木造毘沙門天立像
( もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう:mokuzoubisyamontenryuuzou )
本像は、像高135cmの彩色像で、内刳りされた桧材の寄木造りである。頭に別材で作った兜をかぶり、
腹部に獅噛をつけ、甲を着る。左手に宝塔をささげ、全体の重心をやや左にかけ気味に夜叉を踏まえる姿は堂々とした迫力を示す。
また、細部の彫刻技法も精巧を極めており、平安時代後期に位置付けられる毘沙門天像の傑作とされる。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
重要文化財
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分類 |
国指定の彫刻
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所在地 |
日野郡日野町下榎 |
指定年月日 |
大正9年4月15日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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