新興寺至徳宝篋印塔
( しんきょうじしとくほうきょういんとう:shinkyouzishitokuhoukyouintou )
宝篋印塔は、そもそも宝篋印陀羅尼経を納めることを趣旨に造られ、下から方形台座、方形塔身、屋蓋、相輪を重ねた塔。この塔は、相輪の伏鉢を欠き、推定高約130cm。
台座の一面に近江文様の開花蓮華を飾り、左側側面に「至徳二乙丑」の銘をもつ。
至徳2年(1385)は南北朝時代の北朝の年号で、当時の因幡における南朝と北朝の勢力動向と当時の関係をうかがわせる貴重な資料となっている。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の考古資料
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所在地 |
八頭郡八頭町新興寺 |
指定年月日 |
昭和58年4月26日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
八頭町の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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