太田家住宅主屋、新建、門長屋
( おおたけじゅうたくしゅおく、しんだて、もんながや:ootakejyuutaku syuoku,sinndate,monnagaya )
太田家は明治から昭和にかけて三代にわたり村長を、大正期には敷地内に丹比郵便局を開設して初代郵便局長を務めた。県道の北側に屋敷を構える屋敷地には、門長屋を道に面して構え、主屋、新建のほか、数棟の土蔵が立つ。
主屋は木造二階建、瓦葺で、明治30年の建築。東側に土間をもち、西側は6室の部屋からなる。座敷周辺には、拭漆で仕上げた良質な材料が多く用いられた上質なつくり。
新建は主屋に廊下で接続する離れ座敷。木造平屋建、瓦葺で昭和8年に曹洞宗管長を迎えるために建てられた。3室から成り、主屋と対照的に素木の良材を多用しており、質の高い建築。
門長屋は、門と長屋部分からなり、明治30年頃に建てられたものの南東部分は大正4年の郵便局開局にあわせて一部改造された。太田家の敷地の隅を画し、景観をひきしめる。
主屋:
明治30年建築
新建:
昭和8年建築
門長屋:
明治30年頃建築/大正4年改築
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
登録
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指定種別 |
国登録有形文化財
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分類 |
国登録の建造物
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所在地 |
八頭郡八頭町八頭郡八頭町富枝 |
指定年月日 |
平成29年6月28日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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アクセス方法 |
若桜鉄道 丹比駅より徒歩9分 |
周辺地図 |
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公開状況 |
非公開 |