相見家文書
( あいみけもんじょ:aimikemonzyo )
米子市八幡の相見家に伝来した南北朝期の中世文書。後醍醐天皇綸旨(りんじ)を含む8通からなり、巨勢氏(相見氏)への恩賞、あるいは相見氏が神主をつとめる八幡宮への土地の寄進等に関する内容となっている。特に元弘3(1333)年の後醍醐天皇綸旨は、隠岐を脱出した後醍醐天皇が船上山から発給したもので、左近中将(千種忠顕)の名前で書かれているが、筆跡等から天皇の自筆であることがわかる珍しいものである。
後醍醐天皇の動向や相見氏の南北朝期から室町期にかけての動向をうかがわせるものであり、また伯耆守護研究にとっても重要な内容を含んでいることから、鳥取県の中世史研究上、極めて貴重な資料といえる。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の古文書
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所在地 |
鳥取市東町 |
指定年月日 |
平成24年2月24日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
員数:8通 |
アクセス方法 |
県立博物館:鳥取駅からバス市内回りで10分、西町下車、徒歩5分 |
周辺地図 |
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公開状況 |
県立博物館に寄託
展示の場合あり。月曜、祝日の翌日、年末年始は休館
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:大人180円、小中高生・70才以上の方・障害のある方・要介護者等及びその介護者は無料 |