円通寺人形芝居
( えんつうじにんぎょうしばい:entuuzi ningyou sibai )
人形芝居は一般に浄瑠璃を語って操るものが多いが、この人形芝居は三味線、胡弓、締太鼓の伴奏により、七七調の念力節に合せて操ることを特徴とする。また、三番叟の形式をとらず、最初に三吉デコによる円通寺節から始めることも操り人形の演出方法として例を見ない。その舞方は、文楽以前の庶民芸能の形式を伝えるものと考えられる上、楽器、衣装などにも古い伝統がうかがえ、貴重である。
| 文化財の種別 |
民俗文化財
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| 区分 |
指定
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| 指定種別 |
県指定無形民俗文化財
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| 分類 |
県指定の民俗芸能
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| 所在地 |
鳥取市円通寺 |
| 指定年月日 |
昭和59年2月21日 |
| 所有者等 |
円通寺人形芝居保存会 |
| 参考文献 |
『円通寺人形芝居調査報告書』(鳥取市教育委員会、1990) |
| 参考リンク |
鳥取市の文化財紹介ページ
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