田後神社頭屋祭「宮の飯」
( たじりじんじゃとうやさいみやのめし:taziri-zinzya touya-sai miya-no-mesi )
旧暦11月1日に田後神社で行われる神事。「宮の飯」とは、神に捧げる御供のことで、「神饌献上」が中心となる典型的な祭りである。この神事は、神官1人と世襲制の5人の頭人が執行することを特徴とする。頭人は臼で3杵半ついた玄米を釜で炊き、炒った大豆や大根の輪切りなどを用意する。これらをしゃもじでかき混ぜて御供をつくり、ネコヤナギの枝で作った12膳の箸と御神酒を添えて神前に供え、神様に1年の収穫を報告する。
文化財の種別 |
民俗文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定無形民俗文化財
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分類 |
県指定の風俗慣習
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所在地 |
東伯郡湯梨浜町田後 |
指定年月日 |
昭和61年4月18日 |
所有者等 |
田後当渡し神事保存会 |
参考文献 |
鶴田憲弥「羽合町田後神社の当屋行事」(鳥取県立科学博物館『鳥取県立科学博物館研究報告』第8号、1971) |
参考リンク |
鳥取県立博物館「映像でみる 鳥取県の民俗行事(秋・冬の行事)」02田後の宮の飯
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問合せ先 |
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備考 |
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