マテバシイの北限地帯[智光寺の樹叢]
( まてばしいのほくげんちたい:matebasiinohokugentitai )
マテバシイは、ブナ科の暖地生常緑広葉樹で、主に、関東以南の太平洋側の低地に分布する。この地のマテバシイは、島根県日御崎付近とともに自生の北限と考えられている。成育状況も、樹高約20mに達する数本の成木のほか、多数の幼樹、稚樹が認められるなど安定している。これは、この付近の海岸が日本海にやや突出し、対馬海流の影響で冬季も比較的暖かい地域であることによるものと考えられ、植物分布上、価値が高い。
文化財の種別 |
記念物
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定天然記念物
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分類 |
県指定の植物
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所在地 |
東伯郡琴浦町赤碕 |
指定年月日 |
平成元年4月18日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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