木造狛犬(阿形)
( もくぞうこまいぬ(あぎょう):mokuzoukomainu(agyou) )
制作年代が平安時代後期と推察される、像高77.7pの木造狛犬像。特徴としては、小ぶりな頭部に細身の体躯をもっていることや、上体を起こし、後肢を前方へ伸ばして前肢の内側に接するように置くという類例のない姿勢をとっていることが挙げられる。
平安時代に遡る狛犬の古例として貴重であり、華奢にして俊敏な感覚をあわせもつ繊細な作風は、高く評価されるものである。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の彫刻
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所在地 |
東伯郡三朝町三徳(三徳山三佛寺宝物殿) |
指定年月日 |
平成21年9月29日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
三朝町の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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