石造大日如来坐像
( せきぞうだいにちにょらいざぞう:sekizoudainitinyoraizazou )
現在、大日寺本堂脇壇に安置されている胎蔵大日如来坐像。
平安時代後期(11〜12世紀)の作風を示している。
頭部は、ふくよかな両頬、伏し目がちな両眼が配されており、欠損が多いものの、大分県・臼杵石仏の大日如来像(平安時代後期)頭部に共通する感覚が示されている。
腰を絞り、膝幅をゆったりととっており、衣文(えもん)の彫りは浅く、ほぼ等間隔に彫られている。
木造、石造の古仏の集まる大日寺に伝わった、全国的にも珍しい平安時代の石造大日如来像としてその価値は高い。
| 文化財の種別 |
有形文化財
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| 区分 |
指定
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| 指定種別 |
県指定保護文化財
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| 分類 |
県指定の彫刻
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| 所在地 |
倉吉市桜 |
| 指定年月日 |
平成24年11月6日 |
| 所有者等 |
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| 参考文献 |
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| 参考リンク |
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| 問合せ先 |
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| 備考 |
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