福庭古墳
( ふくばこふん:fukubakofun )
波波伎神社境内に所在し、切石積みの横穴式石室をもつ直径35mの円墳。古墳時代終末期の築造と推定される。
石室は全長9.5m、玄室の奥行2.9m、高さ2.3m。奥壁、両側壁ともに大きな切石を置き、その上に持ち送り気味に細い一枚石をはめ、天井石を架構している。
玄門近くの玄室床面には、屍床仕切石(遺体を安置する場所を区画する板石)が設けられているほか、
玄室の手前に前室をもつ複室構造をとるなどの特徴がある。
文化財の種別 |
記念物
|
区分 |
指定
|
指定種別 |
県指定史跡
|
分類 |
県指定の古墳
|
所在地 |
倉吉市福庭 |
指定年月日 |
昭和31年5月30日 |
所有者等 |
|
参考文献 |
|
参考リンク |
倉吉市の文化財紹介ページ
|
問合せ先 |
|
備考 |
|