下味野神社の麒麟獅子舞
( しもあじのじんじゃのきりんししまい:simoazino-zinzya no kirin-sisimai )
「下味野神社の麒麟獅子舞」の獅子頭は、因幡東照宮と呼ばれた樗谿神社から拝領したと伝えられる。その獅子頭には「天保十四年卯六月吉日」の刻銘があったとされるが、これからすると江戸時代末期には既に下味野神社には麒麟獅子舞があったことがうかがえる。この江戸時代より続く麒麟獅子舞は、現在でも「権現流」と称し、因幡の麒麟獅子舞の典型を示す厳粛・荘重・能舞的なものを伝え、毎年7月の最終土・日曜日にとり行われる「夏越祭り」で華麗に舞われている
文化財の種別 |
民俗文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定無形民俗文化財
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分類 |
県指定の民俗芸能
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所在地 |
鳥取市下味野 |
指定年月日 |
平成10年4月21日 |
所有者等 |
下味野神社獅子舞保存会 |
参考文献 |
近藤真吾「下味野神社の獅子舞」(鳥取県教育委員会『鳥取県の民俗芸能 鳥取県民俗芸能緊急調査報告書』1993) |
参考リンク |
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備考 |
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