弘法大師坐像
( こうぼうだいしざぞう:kouboudaishizazou )
江戸時代後期の遊行造像僧、木喰上人の作。木喰は、寛政10年(1798)春から夏にかけて因幡、伯耆を歩いており、7月1日から8日まで石脇に滞在している。
像の後背裏の墨書に7月3日の銘があり、石脇滞在中の造像である。像高62cm、桜材と考えられる。
目を閉じた思惟の相で、右手に独鈷、左手に太めの数珠をもっている弘法像通有の姿で、後背は外縁に青海波を、内側に梵字をめぐらしている。
| 文化財の種別 |
有形文化財
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| 区分 |
指定
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| 指定種別 |
県指定保護文化財
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| 分類 |
県指定の彫刻
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| 所在地 |
東伯郡湯梨浜町石脇 |
| 指定年月日 |
昭和29年6月9日 |
| 所有者等 |
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| 参考文献 |
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| 参考リンク |
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| 問合せ先 |
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| 備考 |
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