銅鰐口
( どうわにぐち:douwaniguti )
大正年間、鳥取市国府町町屋字寺前田の桑畑を開墾中に発見された。銅製で経21.5cm、厚さ6.5cm。七曜文風の撞座をめぐる二重の二条線の外区に、「因州法美郡広西郷五日町屋地福寺」とともに明徳4年(1393)6月24日の銘文が陰刻されている。銘文により、鰐口の制作時期とともに、現「町屋」が室町初期には「五日町屋」と呼ばれ、地福寺の門前市町だったことがうかがえ、中世史料としても価値が高い。因幡万葉歴史館に寄託。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の考古資料
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所在地 |
鳥取市国府町町屋 |
指定年月日 |
昭和32年2月6日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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