庄司家住宅
( しょうじけじゅうたく:syoji-ke jutaku )
庄司家は、近世には木綿や鉄の取引、近代以降は蚕繭(さんけん)の取引を行うなど、弓ヶ浜半島をはじめとする鳥取県西部の主要生産物を取り扱う商家として栄えた。庄司家住宅には、農村の大商家の住宅として貴重な天保4年(1833)建築の主屋や、鳥取藩主や松江藩主にゆかりのある元治元年(1864)建築の茶座敷のほか、近世後期から近代にかけて建築された後ろ座敷・蔵・前蔵・西蔵・ウマヤ門などの建物が多数残されている。弓ヶ浜半島部において数少ない屋敷構えが良好に保存された大規模民家として重要である。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の建造物
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所在地 |
境港市渡町 |
指定年月日 |
令和元年10月23日 |
所有者等 |
個人 |
参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
員数 8棟
主屋、茶座敷、後ろ座敷、蔵、前蔵、西蔵、ウマヤ、門
宅地(西塀及び南塀を含む) |