廃阿代寺正平在銘鐘
( はいあじろじしょうへいざいめいかね:haiazirozishouheizaimeikane )
明治初年頃の雨上がりの朝、現岩美町網代の畑の松の根本から発見されたという。
青銅製で、総高79.5cm、竜頭高17.2cm、笠形高3.3cm、鐘身高59.0cm、口径49.2cm。乳は4段4列で1個剥落している。銘文に、大願主僧行快が、国土泰平、庄内安穏と寺の繁栄を願い、正平15年(1360)11月に「因州巨野郡岩井庄阿代寺」に寄進したと記されている。「正平」は南朝の年号だが、県内の在銘鐘で南朝の年号があるのは本鐘のみ。
昭和19年に軍に供出されることになるも、翌昭和20年に返還された。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の工芸品・考古資料
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所在地 |
鳥取市東町(鳥取県立博物館) |
指定年月日 |
昭和33年11月17日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
【銘文】
因州巨野郡岩井庄阿代寺 鐘事
右為意趣者天長地久祈願
圓満國土泰平庄内安穏
殊寺中繁昌故也
正平十五年 庚子十一月日 敬白
大願主僧 行快 |