大御堂廃寺跡
( おおみどうはいじあと:oomidouhaiziato )
小鴨川中流域近辺の倉吉市街地に立地する山陰最大級の寺院跡であり、7世紀中頃の創建と考えられている。出土した墨書土器から寺名は「久米寺」と推定され、伯耆国府の所在する久米郡を代表する寺院であったことがうかがえる。発掘調査の結果、大規模な僧坊跡(建物規模 21.3m×8.8mが2棟)、木樋(木製の樋)・溜枡を使った上水道施設を完備していたこと、伽藍配置が「川原寺式」であることが分かっている。
また、出土品には多数の墨書土器以外に「銅製獣頭」「佐波理匙」「木製祭祀具」等がある。
文化財の種別 |
記念物
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区分 |
指定
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指定種別 |
史跡
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分類 |
国指定の社寺跡
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所在地 |
倉吉市駄経寺町 |
指定年月日 |
平成13年1月29日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
倉吉市の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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