鳥取県青谷上寺地遺跡出土品
( とっとりけんあおやかみじちいせきしゅつどひん:tottorikenaoyakamijichiisekisyutsudohin )
「地下の弥生博物館」史跡青谷上寺地遺跡の出土品一括。総点数は1,353点で、内訳は木器・木製品435点、骨角牙貝製品339点、繊維製品4点、金属製品145点、ガラス製品54点、石器・石製品231点、土器・土製品145点である。日本海を通じて行われた国内外との交易の実態を示す精巧な木製品、玉類やその製作関連資料、中国大陸や朝鮮半島由来の銅鏡や銭貨、鋳造鉄製品を代表として、生業を示す木製・石製農工具や骨角製の漁撈具、戦いに用いた武器・武具、儀礼に用いた卜骨や楽器、建築部材や様々な絵画資料などきわめて多彩かつ豊富な資料で構成される。弥生時代における社会的分業の存在を示す交易関連資料に加え、生業や精神文化など弥生集落の具体像を知るうえで、欠かすことのできない内容を持つ。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
重要文化財
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分類 |
国指定の考古資料
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所在地 |
鳥取市青谷町鳥取市青谷町青谷667(とっとり弥生の王国推進課青谷上寺地遺跡整備室) |
指定年月日 |
令和元年7月23日 |
所有者等 |
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参考文献 |
鳥取県埋蔵文化財センター2017『弥生の港湾集落 青谷上寺地遺跡』 |
参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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