大原廃寺塔跡
( おおはらはいじとうあと:ooharahaizidouato )
竹田川右岸の丘陵上にある白鳳時代創建の寺院跡。出土した瓦から8世紀後半まで営まれたものと推定される。
大正9年(1934)、開墾中に塔心礎が発見された。塔心礎は、長径2.9m、短径2.8mで、中央に直径65cmの孔があり、山陰最大級。
近年の発掘調査で、塔基壇の一部(石列)が確認され、塔基壇は一辺約10mと考えられる。
創建時の軒丸瓦と軒平瓦の文様は、奈良県川原寺の系統を引くもの。
文化財の種別 |
記念物
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区分 |
指定
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指定種別 |
史跡
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分類 |
国指定の社寺跡
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所在地 |
倉吉市大原 |
指定年月日 |
昭和10年12月24日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
倉吉市の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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