木造大日如来坐像金剛界胎蔵界
( もくぞうだいにちにょらいざぞうこんごうかいたいぞうかい:mokuzoudainitinyoraizazoukongoukaitaizoukai )
真言密教の本尊である金剛界の大日如来(総高110cm)と胎蔵界の大日如来(総高107cm)。いずれも結跏趺坐する寄木造り、彫眼の漆箔像である。
前者は、美しい臂釧、腕釧を刻出しているが、衣文にやや鈍重な感じがするのに対し、後者は、臂釧や衣文の刻出が前者に比べて入念、流麗である。
平安時代後期の作と推定され、2体揃って保存状態も良好なことから、価値が高い。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の彫刻
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所在地 |
鳥取市東町(鳥取県立博物館) |
指定年月日 |
昭和34年6月5日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
若桜町の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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