牡丹獅子文金唐革包腰取二枚胴具足 附 具足櫃1箱
( ぼたんししもんきんからかわづつみこしとりにまいどうぐそく つけたり ぐそくびつひとはこ:botanshishimonkinkarakawadutumikoshitorinimaidougusoku tsuketari gusokubitsuhitohako )
本甲冑は、加賀前田家から養子入りした鳥取藩主池田家第11代池田慶栄(よしたか)(1834〜50)のために制作されたもので、後に12代慶徳(よしのり)(1837〜77)の所有になりました。
戦国時代から江戸時代に一般的な当世具足(とうせいぐそく)と呼ばれる甲冑で、加賀藩がもつ金工、染織、革工芸、漆工等の優れた技術を総動員し、技巧的ながら気品あふれる具足に仕上げています。兜(かぶと)は鉢(はち)の部分を32枚の細長い鉄板で接(つ)ぎ合わせ、筋(すじ)を立てた形式になっています。胴は腹側と背中側の2つのパーツを左脇腹の蝶番でつなぎ(=二枚胴)、上半は牡丹に獅子の文様を表した金唐革(なめし革に金・銀の絵具で装飾したもの)とし、腰の中ほどは白糸等で複数段に結び合わせて(=腰取)います。さらに兜や籠手(こて)などにも池田家の家紋とともに徳川家の葵紋を存分に表し、徳川家との強いつながりを示しています。
また、加賀前田家側の文献資料から本甲冑を制作した甲冑師の氏名や人数が明らかである点も歴史的意義が高く、鳥取藩主池田家のみならず近世後期の大名家の甲冑を代表する名品といえます。
| 文化財の種別 |
有形文化財
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| 区分 |
指定
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| 指定種別 |
県指定保護文化財
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| 分類 |
県指定の工芸品
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| 所在地 |
鳥取市鳥取県立博物館 |
| 指定年月日 |
令和7年4月30日 |
| 所有者等 |
鳥取県立博物館 |
| 参考文献 |
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| 参考リンク |
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| 問合せ先 |
鳥取県立博物館 |
| 備考 |
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