金田瓦窯跡
( かねだがよう:kanedagayou )
窯跡は、標高55mの丘陵南斜面に立地する。伯耆町大寺廃寺の創建時の軒丸瓦が出土したため、
白鳳時代(7世紀後半)の瓦窯跡と考えられる。花崗岩の斜面をくりぬいて造られているが、窯自体の保存状態は良好である。
全長5.5m、高さ5.6m、煙出し穴の高さ1.7m。内部は、焚口、燃焼室、焼成室、煙道からなる。
山陰では、古代の瓦窯の実態がほとんど解明されておらず、窯体そのものが現存する金田瓦窯跡は重要である。
文化財の種別 |
記念物
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定史跡
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分類 |
県指定の窯跡
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所在地 |
西伯郡南部町金田 |
指定年月日 |
昭和51年8月3日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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