南門脇家住宅
( みなみかどわきけじゅうたく:minami kadowakike zyuutaku )
南門脇家住宅は、大山北麓の所子集落の南西端に位置し、門脇家(本門脇・重要文化財)から安永10(1781)年頃に分家した。
当家住宅は当地方における江戸時代後期の上層農家の住宅形式をよく伝える主屋に加え、明治末期と大正期に増築された奧座敷・
裏座敷の意匠が各時代の好みをよく示しており、当家に伝わる家相図、普請帳とあわせて、歴史的価値が高い。
また江戸後期の主屋を中心に明治から大正にかけて整えられた屋敷構えも良好に保存され、
本門脇家住宅、東門脇家住宅(登録文化財)とともに、所子集落の景観上において重要な役割を果たしている。
本指定12棟
主屋、奧座敷、裏座敷(二階内装を除く)、茶室、夜具蔵、新蔵、米蔵、味噌蔵、所帯蔵、北座敷、門長屋、庭門
附指定 大工小屋、北納屋、南塀、西塀、隅納屋 5棟 家相図 3枚(江戸後期、安政7年、明治39年)、普請帳1冊(明治36年)
土地 2,100u 中門、中塀、井戸、洗い場、石橋含む
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の建造物
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所在地 |
西伯郡大山町所子 |
指定年月日 |
平成23年11月25日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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