因幡国庁跡
( いなばこくちょうあと:inabakokutyouato )
因幡国庁跡は袋川中流域にひらけた国府平野中に立地する。発掘調査により5間×4間の両面庇付掘立柱建物や5間×2間の切妻型掘立柱建物等の遺構が発見された。
中心的な遺構の年代は、出土した仁和2年(886)の墨書のある題簽,木簡などから、平安時代以降のものと考えられる。この他、石帯、硯、墨書土器等の遺物も出土している。
史跡指定後、中心部分の公有地化、環境整備事業が行われた。
文化財の種別 |
記念物
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区分 |
指定
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指定種別 |
史跡
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分類 |
国指定の国庁跡
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所在地 |
鳥取市国府町中郷 |
指定年月日 |
昭和53年7月21日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
鳥取市の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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