江波の三番叟
( えなみのさんばそう:enami no sanbasou )
毎年10月、江波神社例祭の当日、神社境内の回り舞台で演じられる。江戸時代中頃、大阪の商人が歌舞伎とともに教えたともいわれる。近年までは長男を中心に伝承され、村祭りの歌舞伎の前座に祝儀として舞ったほか、病気平癒、安産祈願などに願立てをして舞った。この種の芸能としては、県内唯一の保存伝承例であるとともに、歌舞伎芝居の地方への伝播過程を知る上で価値が高い。
文化財の種別 |
民俗文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定無形民俗文化財
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分類 |
県指定の民俗芸能
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所在地 |
鳥取市用瀬町江波 |
指定年月日 |
平成6年4月19日 |
所有者等 |
江波三番叟保存会 |
参考文献 |
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参考リンク |
鳥取市の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
保本富明「江波の三番叟」(鳥取県教育委員会『鳥取県の民俗芸能 鳥取県民俗芸能緊急調査報告書』1993)
『鳥取県文化財調査報告書』第19集 「江波の三番叟」、2010 |
備考 |
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