二上山城跡
( ふたがみやまじょうせき:futagamiyamazyouseki )
二上山城は、標高346mの非常に険しい独立峰・二上山の頂上部付近に築かれた典型的な山城である。「一の平」「二の平」などからなる城郭の構造は、南北朝期の山城としての特徴を示し、文和年中(1352〜1355)に因幡守護に任じられた山名時氏が築城したという伝承からも、創建時期が窺える。採集された陶磁器などから、戦国時代末期まで使用されたことも明らかで、天正8(1580)年の豊臣秀吉書状にみえる「岩経の城」はこの城のことである。二上山城跡は県内有数の大規模な山城であり、地域の中核的な城郭であったと思われる。
文化財の種別 |
記念物
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定史跡
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分類 |
県指定の城跡
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所在地 |
岩美郡岩美町岩常 |
指定年月日 |
平成10年4月21日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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