栃本廃寺跡
( とちもとはいじあと:totimotohaiziato )
袋川の支流大石川の右岸段丘上に立地する白鳳時代に創建された古代寺院。柱孔、舎利孔をもつ塔心礎2基が約27.4m離れてあり、
2塔を造立する古代寺院は山陰地方では珍しい。発掘調査により南塔・金堂が南北に並び、その北に講堂がややずれて配され、さらに金堂の東側にも東塔を配するという全国でも例のない伽藍配置が明らかになった。山間部の多雪地域であるためか堂塔は瓦を使用しない礎石建物であったと推測される。
文化財の種別 |
記念物
|
区分 |
指定
|
指定種別 |
史跡
|
分類 |
国指定の社寺跡
|
所在地 |
鳥取市国府町栃本 |
指定年月日 |
昭和10年12月24日
名称変更・追加指定/平成16年2月27日 |
所有者等 |
|
参考文献 |
|
参考リンク |
鳥取市の文化財紹介ページ
|
問合せ先 |
|
備考 |
|