三十六歌仙額
( さんじゅうろっかせんがく:sanzyuurokkasengaku )
三十六歌仙は、平安時代の初めに和歌に優れた36人を選んだもので、それぞれの画像に和歌を添えた歌仙絵は江戸時代まで流行した。本額は慶安3(1650)年に鳥取藩主池田光仲が日光東照宮を勧請して鳥取東照宮(樗谿神社)を創建した際に、拝殿を飾るために奉納した。歌仙の肖像を江戸幕府奥絵師、狩野探幽が描き、歌を京都青蓮院門主尊純法親王が書いて、縦58.7cm、横36.8cmの額に納めている。全36面の歌仙額が揃い、探幽のこなれた線描と柔らかな表情、
青蓮院流の流麗な筆の組み合わせが美しい。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の絵画
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所在地 |
鳥取市東町(鳥取県立博物館) |
指定年月日 |
平成10年2月20日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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アクセス方法 |
鳥取駅からバス市内回りで10分、西町下車、徒歩5分 |
周辺地図 |
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公開状況 |
県立博物館で展示の場合あり。月曜、祝日の翌日、年末年始は休館
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:大人180円、小中高生・70才以上の方・障害のある方・要介護者等及びその介護者は無料 |