むし井神社の花籠祭り
( むしいじんじゃのはなかごまつり:musii-zinzya no hanakago-maturi )
「花籠祭り」は、八頭郡内の約20カ所で行われ、氏子たちが美しい花篭を奉納する行事。むし井神社の花篭奉納は、毎年10月28日に行われるが、輪番制の頭屋制度を保持し、化粧した裸の若者が、マワシを締めて花篭を背負い、素足で奉納するなど、祭りの古態をよく残している。神官のお祓い後、花篭の飾りのついた竹ヒゴ(ヤナギという)を抜き、輪にして持ち帰り、屋根に投げ上げておくと、火災や厄病除けになるといわれている。
文化財の種別 |
民俗文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定無形民俗文化財
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分類 |
県指定の風俗慣習
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所在地 |
八頭郡智頭町芦津 |
指定年月日 |
平成2年1月30日 |
所有者等 |
むし井神社花籠祭り保存会 |
参考文献 |
林賢一郎「智頭町葦津の花籠祭」(鳥取県立博物館『郷土と博物館』32巻2号、1987) |
参考リンク |
智頭町の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
「むし」の正しい表記は「虫」に「丿」(へつ部) |