木造薬師如来及び両脇侍像
( もくぞうやくしにょらいおよびりょうわきじぞう:mokuzouyakushinyoraioyobiryouwakizizou )
長楽寺は、寺伝に平安時代創建とされ、文治年間(1185〜90)に配流された長谷部信連が現在地の近くに再興した。
本例は、薬師如来(像高130cm)の左右に日光菩薩、月光菩薩(ともに像高170cm)を配した薬師三尊像で、内刳りのある桧材の寄木造りで
ある。漆箔はほぼ剥離しているが、
像自体の保存はよい。三尊とも肉身は豊満、天衣は流麗で、三尊の姿態の調和が美しく、平安時代後期の作と推定される。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
重要文化財
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分類 |
国指定の彫刻
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所在地 |
日野郡日野町下榎 |
指定年月日 |
大正9年4月15日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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