弓浜半島のトンド
( きゅうひんはんとう の とんど:kyuuhin-hantou no tondo )
弓浜半島を中心に、境港市、米子市、西伯郡の一部に広く分布するこの小正月の火祭り行事は、地域ごとにあるトンド講を主体とし、1年交代のトウヤが祭礼の執行にあたること、歳徳神を神輿や屋台に乗せ、あるいはトウヤが奉持して地域内を練り歩くことが大きな特色である。近代の国家神道関与以前の日本の古い祭祀形態を示し、また歳徳神信仰のあり方を考える上でも興味深く、記録作成等の措置を講ずべき貴重な無形民俗文化財である。
文化財の種別 |
民俗文化財
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区分 |
選択
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指定種別 |
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
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分類 |
県選択の風俗慣習
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所在地 |
米子市、境港市、南部町及び伯耆町 |
指定年月日 |
平成23年11月25日 |
所有者等 |
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参考文献 |
原島知子「鳥取県選択無形民俗文化財「弓浜半島のトンド」について」(『山陰民俗研究』17、2012)
『鳥取県文化財調査報告書第20集 県選択記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 「弓浜半島のトンド」調査報告書』(鳥取県教育委員会、2012) |
参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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