山王日吉神社本殿
( さんのうひえじんじゃほんでん:sannou hiejinjya honndenn )
山王日吉神社は16世紀前半に天神山城の鎮護神として、比叡山坂本の日吉大社から文霊を勧進したのが始まりとされる。天正8年(1580)に羽柴秀吉の鳥取城攻めの際には兵火にかかり建物が焼失した。亀井茲矩が神社建物を再建した後は、藩主池田家の祈祷所ともされ信仰を集めた。現在は「山王さん」として地元に親しまれている。
現在の本殿建物は、棟札から嘉永3年に棟梁木原傳兵衛によって建てられたことがわかる。屋根は元こけら葺きの一軒社流造で、昭和55年に銅板葺きに改められた。正面の扉や装飾部分に、池田家と同じ揚羽の家紋と、徳川家の三つ葉葵の家紋が施される。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
登録
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指定種別 |
国登録有形文化財
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分類 |
国登録の建造物
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所在地 |
鳥取市鳥取市布勢字村土居1 |
指定年月日 |
平成29年10月27日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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