不入岡の石仏
( ふにおかのせきぶつ:funiokanosekibutu )
不入岡の集落の南、中世墓と推定される墳丘上に立っている。古代の大規模倉庫群跡などで知られる不入岡遺跡地内でもある。
安山岩の自然石をわずかに加工し、ごく浅い舟形光背内面に上下2体の仏像が半肉彫りされている。
上像は舟形光背をもつ阿弥陀如来座像で、下像は合掌した僧形の仏像である。像の両側に、「永和元乙卯年(1375)十一月□日」、「願主道意」の銘文が刻まれている。永和は北朝年号。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の彫刻
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所在地 |
倉吉市不入岡 |
指定年月日 |
昭和31年5月30日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
倉吉市の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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