大日如来坐像
( だいにちにょらいざぞう:dainitinyoraizazou )
江戸時代後期の遊行造像僧、木喰上人の作。木喰は寛政10年(1798)に因幡、伯耆を遊行しており、
現在県内では他所からの移動仏も含めて9体の木喰仏が知られる。本像は、像高82cm、桜材を用いている。宝冠をいただき智挙印を結んでいる金剛界の大日如来。柔和な丸顔と丸鼻で、目を閉じた思惟の相である。彫りの深い刀法で量感に富む仕上りとなっており、木喰仏の
特徴をよく表している。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の彫刻
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所在地 |
東伯郡湯梨浜町高辻 |
指定年月日 |
昭和29年6月9日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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