木造狛犬
( もくぞうこまいぬ:mokuzoukomainu )
県内で数少ない木造狛犬で、墨書から南北朝時代の明徳3年(1392)の制作が知られる。
阿形は像高36.5cm、吽形は37.5cm、造法は両方とも、頭部から胴部まで一木でとり、それに頭後部、尾部、足部等を矧いでいる。
現在ほとんど素地をみせているが、もとは彩色が施されていたことが細部に残る断片からうかがわれる。
造形的にも優れており、本県の
彫刻史上特に意義ある資料と言える。
文化財の種別 |
有形文化財
|
区分 |
指定
|
指定種別 |
県指定保護文化財
|
分類 |
県指定の彫刻
|
所在地 |
鳥取市東町(鳥取県立博物館) |
指定年月日 |
昭和62年12月25日 |
所有者等 |
|
参考文献 |
|
参考リンク |
|
問合せ先 |
|
備考 |
|
アクセス方法 |
鳥取駅からバス市内回りで10分、西町下車、徒歩5分 |
周辺地図 |
とっとりWebマップ「木造狛犬」の周辺地図
Google Mapで開く
|
公開状況 |
県立博物館で展示の場合あり。月曜、祝日の翌日、年末年始は休館
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:大人180円、小中高生・70才以上の方・障害のある方・要介護者等及びその介護者は無料 |