石谷家住宅
( いしたにけじゅうたく:ishitanike zyuutaku )
石谷家住宅は、姫路と鳥取を結ぶ智頭往来智頭宿に位置する。当家は元禄年間(1688〜1704)に鳥取から智頭宿に移り住んだと伝えられ、明治以降には山林を経営し、インフラ整備などにも尽力した。
当家住宅は、大正8年から昭和4年にかけて建てられた建物群で、地元の大工、田中力蔵が設計監督を務めた。
当地方特産の杉材をはじめとして様々な樹種を用いて建てられ、主屋土間にみられる大きな松の梁組は豪壮である。また座敷の細部意匠も洗練されており、優れた近代和風住宅として価値が高い。附属屋や庭を含む屋敷構えも良好に残されていることから、宅地と建物あわせて指定される。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
重要文化財
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分類 |
国指定の建造物
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所在地 |
八頭郡智頭町大字智頭396番 |
指定年月日 |
平成21年12月8日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
員数:8棟、宅地指定、附 5棟 ほか
主屋 1棟
座敷棟 1棟
家族棟 1棟
一号蔵 1棟 附(つけたり)棟札(むなふだ) 1枚
二号蔵 1棟 附棟札 1枚
三号・四号蔵 1棟 附棟札 1枚
五号・六号蔵 1棟
七号蔵 1棟
附 玄関棟、大工小屋、炭置場、裏門、車庫 各1棟
普請関係文書15冊
宅地 4,527.46u |