印賀宝筺印塔
( いんがのほうきょういんとう:inga no houkyouintou )
印賀盆地中の小丘陵上に所在する。花崗岩製で、相輪の一部を欠くが、笠部、塔身、台座、基礎、基壇が完存しており、総高2.4m。
宝珠や笠、隅飾に室町時代初期の特徴を示し、全体に安定感のある優美な形状である。また、塔身正面に正平12年(1357)の南朝年号の紀年銘がある。当時、伯耆は南朝方の山名時氏に支配されており、日野郡江府町助沢に同じく正平年号の五輪塔が知られる。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の建造物
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所在地 |
日野郡日南町印賀字塔のノ山 |
指定年月日 |
昭和28年8月8日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
日南町の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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