木造薬師如来坐像
( もくぞうやくしにょらいざぞう:mokuzouyakushinyoraizazou )
常松集落内の薬師堂に安置してあり、行基作の因幡七薬師仏の一つとする伝承がある。
彫眼の一木造りで、もと漆箔像だったと推定される。結跏趺坐は通有の形で、右手、左手薬壷及び台座は後補。膝と胴部が分れる構造となっている。胸や腹に豊かなふくらみがあり、衣文はやや鈍重な感じである。
全体に腐朽、虫くいが進んで、保存状態はよくないが、平安時代後期の作と推定される。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の彫刻
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所在地 |
鳥取市気高町常松 |
指定年月日 |
昭和32年12月25日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
鳥取市の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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