諏訪神社の柱祭り
( すわじんじゃのはしらまつり:suwa-zinzya no hasiramaturi )
智頭町に伝わる柱祭りは、深山から切り出した四本の杉の神木をムカデと呼ぶ台座に載せて、数百名の若者が担いで町中を練り歩き、神社本殿の敷地の四隅に建てるというものである。社伝によれば、天明二年(1782)にあった智頭町の大火の際、火伏せを願って、本社である信州(長野県)諏訪大社の御柱祭りに倣って始めたと伝えられている。現在の祭りは七年ごとの寅年、申年の四月の中の酉の日、一日だけとりおこなわれる。諏訪大社の信仰を伝え、地方における数少ない大規模で、勇壮な祭りである。
| 文化財の種別 |
民俗文化財
|
| 区分 |
指定
|
| 指定種別 |
県指定無形民俗文化財
|
| 分類 |
県指定の風俗慣習
|
| 所在地 |
八頭郡智頭町智頭 |
| 指定年月日 |
平成13年3月23日 |
| 所有者等 |
諏訪神社柱祭り保存会 |
| 参考文献 |
『鳥取県文化財調査報告書』第19集 「諏訪神社の柱祭り」、2010 |
| 参考リンク |
智頭町の文化財紹介ページ
|
| 問合せ先 |
|
| 備考 |
|