1 趣旨
無形民俗文化財は、地域の文化や歴史を生き生きと語ってくれるものとして、文化財としてのみならず、地域振興・観光の核としても注目されている。しかし、過疎化・少子高齢化による担い手不足、用具等の老朽化、社会通念の変化の影響による伝承意欲の低下など、その保存伝承にあたっては課題も多い。
こうした現状にあって、本フォーラムは、事例報告や意見交換を行う中で、民俗芸能を保存伝承していくためのよりよい方策を、各保存団体が共に模索し、問題解決の手がかりを探ることを目的とする。
今回は、民俗芸能等の復活と地域活性化をテーマに取り上げ、やむを得ず中断した行事や芸能を復活し、地域の再結束や活性化につなげた事例を紹介するとともに、今後の保存伝承について討議する。
2 主催等
鳥取県教育委員会主催
3 開催日時
平成25年3月23日(土) 午後1時30分〜4時
4 会場
倉吉未来中心 セミナールーム3B
倉吉市駄経寺町212−5 倉吉パークスクエア内 電話0858−23−5390
http://www.miraichushin.jp/
5 参加対象
県内民俗芸能団体の皆さん
県民の皆様もご参加いただけます。事前申込不要。
6 プログラム
13:30〜14:15 第1部 事例報告
東部:宇倍神社総代会長 上山忠久さん
中部:宇野三ツ星盆踊り保存会 事務局長 河原孝徳さん
西部:福岡神社総代 住田圭成さん
14:15〜14:30 休憩
14:30〜16:00
第2部 パネルディスカッション「民俗芸能等の復活と地域活性化」
パネラー 事例報告者3名
コーディネーター 理恵子さん(鳥取県文化財保護審議会無形文化財・民俗文化財部会長)