福岡県で、保育園の登園バスでの園児の死亡事故があったが、登園時の確認を義務化するなどの対策を検討してほしい。
8月3日に県内の全保育施設に対して、送迎時の点呼や職員体制、バスの運行や安全管理の体制等を再確認し、命に関わる事案が起きないよう安全管理を徹底するように指導したところです。
また、県内の全保育施設を対象に登園バスでの送迎について緊急点検を実施しているところであり、その結果については専門家のご意見もいただきながら、大切な子どもの命を守るためにどういう対策が必要か検討したいと考えております。（令和3年8月10日回答）
県では令和3年12月に制定した「教育・保育施設等における児童の車両送迎に係る安全管理ガイドライン」において、登園予定であるにも関わらず園児が不在である場合には保護者へ連絡をすることを明記し、保育施設等へ周知しました。
また、送迎バスについては、令和5年度中にブザー等の安全装置を設置することが義務付けされたことから、この設置費用について県が補助を実施し、保育施設等が速やかに設置できるよう支援を行っていきます。