箱ワナを使ったヌートリア・アライグマの捕獲方法の実習も行いました
近年、外来生物であるヌートリア、アライグマの個体数と生息域が拡大し、農作物や生態系への被害拡大が懸念されています。このため、県・市町村・住民などが一体となり地域ぐるみの防除を目的として、「ヌートリア・アライグマ対策セミナー」を開催しました。
セミナーでは、ヌートリア・アライグマの生態と対策方法を学ぶとともに、実際の捕獲器具(箱ワナ)を用いた捕獲実習を行いました。
このほか、県内各地で同様の講習会を開催し、これまでに約950名のヌートリア・アライグマ捕獲従事者を養成しました。
(内容)
・講演/ヌートリア・アライグマの生態と被害の動向
講師 兵庫県立大学 准教授 坂田 宏志 氏
・現場からのレポート/防除実施計画による地域ぐるみの捕獲対策
報告者/鳥取市林務水産課 田中 誠 氏
・実習/ヌートリア・アライグマの捕獲方法(外来生物法と鳥獣法、箱ワナを使ったヌートリア・アライグマの捕獲方法)