戦国時代の因幡・伯耆は尼子・毛利・織田といった周辺の戦国大名の対立のはざま(境目)に置かれ、数多くの戦いに見舞われました。 今回のシンポジウムでは、このような「境目」地域に置かれた武士や民衆たちの活動にスポットをあて、この分野の第一人者である峰岸純夫氏(東京都立大学名誉教授)、秋山伸隆氏(県立広島大学教授)をお迎えして、「境目」地域の人々が権力や戦争とどのように向き合い、戦乱の世をどのように生き抜こうとしたのかについて、最新の研究成果に基づいたお話をしていただきました。