ナイフ形石器(下段3点、中央の石器は長さ2.8センチメートル)と石器製作屑など
大山町豊成(とよしげ)に所在する「豊成叶林遺跡(とよしげかのうばやしいせき)」で、約28,000年以上前(旧石器時代)の石器製作跡2箇所と焚き火跡1箇所を確認しました。 寒冷季候であった旧石器時代に生きた人々が、火を焚いて暖をとりながら、石器製作を行っていたことを具体的に示す発見です。旧石器時代の人々の確実な暮らしの跡を示すものとしては、県内最古例となりました。