古代の役所が農民に貸し付けた稲の返済を約束する木簡
山陰道の建設に伴う発掘調査により、青谷横木遺跡で9〜10世紀の木簡や大量の木製祭祀具が出土し、郡役所の事務が執り行われていたことが分かりました。また、古代「山陰道」の可能性が極めて高い道路も確認し、交通拠点である「駅家」が存在していた可能性もあります。青谷横木遺跡は、平安時代の地方支配の実態を解明する上で貴重な遺跡であることが分かりました。
古代の道路が峠に向かう様子