焼失住居跡の様子
山陰道(鳥取西道路)の建設に伴い発掘調査を実施していた「下坂本清合(しもさかもとせいごう)遺跡」(鳥取市気高町下坂本)で、約1800年前に火災にあった竪穴住居を発見しました。全国的にも最も保存状態が良いものの一つで、屋根がほぼそのまま焼け落ちた状態で出土し、壁などの内装材も炭化して残っていました。当時の建物の構造や住居内の空間の使われ方などに迫ることができる重要な発見となりました。