出土した埋蔵銭
鳥取西道路の建設に伴う下坂本清合(せいごう)遺跡の発掘調査で、16世紀前半頃の備前焼の壺に入った1万枚以上の埋蔵銭が出土しました。県内で4例目、県内最多例の6,883枚(日南町宮内例)を大きく超える枚数で、発掘調査で出土したのは県内で初めてです。銭貨を蓄えた目的は、将来に備えた備蓄や土地の神へのお供えといった呪術的な意味が考えられます。